BLOG
丹念に生きる
3日ほど前、丁寧な仕事に、ささやかな感動を覚えた出来事がありました。
愚息が急に忙しくなくなり、家族みんなで一緒に、おいしい物を食べに行くことになりました。
私はすっかり忘れていた洋食屋さんに、息子が当日午後に予約を入れました。
もともとは、母が教えてくれたお店です。
父が倒れる前に、とっても美味しい桃のス―プをいただいたのを覚えています。
愚息がそのお店の名を言わなければ、すっかり忘れていました。
おそらく40年くらい以上前から、ずっと同じ装いのお店で、いただくお料理も、40年間変わらぬ味わい。
おそらくシェフが若いころ、海外で修業をしてきたであろう写真も店内に飾ってあります。
ひとつひとつの物に、大切にしてきた想いを感じます。
変わらぬ味、奇しくも、季節のスープは「桃」。
今は亡き連れ合いと共に味わった味を、すかっり忘れたのか、母は、「あ~おいしい!、初めての味!」。
あ~~~、丁寧に仕事してるな!!
若いときに、本物を身に着け、丁寧に、丹念に、その味を守っているんだなぁ~~!!
2017年8月13日│教室からのお知らせ