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信ずる者は救われる
数年前の冬、2度の大雪があった時です。
我が家のカーポートは、古かったこともあり、雪の重みに耐えられずに崩壊。
車も、屋根の部分が潰され、買い替えを余儀なくされました。
その時を同じく、ピアノ教師にとっては、致命傷と思われる病気を経験しました。
始めは、明け方の胸の締め付けやんで全体の痺れなどの症状だったため、かかりつけの内科を受診しました。
そのY先生には、「何でもない」と笑われました。
自宅で父の介護をしていた頃でしたので、疲れだろうと思い、気にしないようにしていました。
しかし、だんだん症状がひどくなっていったため、脳神経内科を受診。
初めて行ったクリニックでしたが、担当の女医さんは、とても細かく診てくださいました。
首からきているかもしれないとのことで、整形外科に行くようにいわれました。
ハッキリとものをいう整形外科の先生の所に行って、やっと「手根管症候群」と云う病気だとわかりました。
更年期の女性に多い病気で、決してめずらしいものではない、との説明でした。
夜だけつけるギプスを作ってもらい、ビタミン剤をいただき、2~3回通院。
少し症状は軽くなったものの、これ以上良くなるようには感じられなかった頃に、小指を骨折したお友達の話を思い出しました。
手術する予定だったSさんですが、お友達の勧めで行った治療室に救われ、手術せずに治すことができました。
実際にその話を聴いた時には、半信半疑でした。
しかし、その治療院に行ったお蔭で、中高の音楽教師をしているSさんは、卒業式で無事ピアノを弾くことができました。
私もその治療院に行ってみることにしました。
保険がきかないのですが、ほんの3~5分くらいの治療で、私の症状も改善されました。
今でも、毎日ピアノが弾けるのは、Sさんのお話を信じたおかげです。
信じる者は救われる、ということでしょうか。
2017年10月3日│教室からのお知らせ