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才能か?努力か?
「才能か?努力か?」
その答えは、おそらく努力できる才能を持っているかどうか。
2~3回前のレッスンでのことです。
中学生3年生のMさんがレッスン中に、何を思ったのか、「努力かな? 才能?」と疑問を投げかけて来ました。
「私たちが学生の頃は頃は、1日に6~8時間の練習と言われていたけど、今は、少し違うみたい。」
と私は、自分の頃の事を話しました。
今は、研究も進んだお蔭で、私たちの頃よりも、苦労せずに技術を手に入れることができるように感じています。
しかし、私たちの頃より、いろいろなことが簡単にできるようになっていることから、努力する必要がなくなっています。
努力のしにくい世の中になっているように思います。
「人間の能力なんて、皆同じ、大差ない。」と言われます。
大した努力もせずにできる人は、それでいいと思ってしまい、それ以上の努力はしないことが多いようです。
しかし、なかなかすぐにはできない人は、人並みになりたいために、一生懸命努力します。
覚えるのが早い人は、忘れるのも早いのです。
覚えるのが遅い人は、忘れるのも遅いのです。
覚えるのが早い人は、大した努力もしていません。
覚えるのが遅い人は、それに見合った努力をしています。
覚えるのが速い人が、精一杯努力できたなら、それこそ「才能」を開花させたと言えるのかもしれませんね。
2017年11月6日│教室からのお知らせ