BLOG
宿題は、「だっこ」
ある日のレッスンの後、帰り支度をしながら、小学校3年生の女の子さんのお母様が、こんなお話をしてくださいました。
「先生、今学校の宿題が『だっこ』なんですよ!」
「懇談会でも、『家庭でたくさんだっこをしてあげてください』と担任の先生からお話があったんです。」
「お仕事をしているお母さんが多いので、なるべくふれあいを大切に、ということだと思うんですが・・・・・・・?」
このお母様は、現在専業主婦で、食事もしっかり手作りをしています。
ピアノのレッスンにも、ほとんど毎回同席し、その日のことをメモして帰ります。
そのかいあって、最近では随分としっかりピアノを弾けるようになってきました。
親子で一緒に物事に取り組んでいる様子は、とても好感が持てます。
きちんと絆もでき、大変なことに出会っても、親子で力を合わせてきっと乗り越えていくことでしょう。
一生を通して見れば、子供さんが小さい時期は決して長くはありません。
この世に命を授かった者の責任として、子供さんとのかけがえのない時間を大切にするお母さまが増えることを願います。
2014年11月28日│教室からのお知らせ