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♪ベヒシュタインの素晴らしい響きに感動しました!癒されました!♪
赤坂にあるベヒシュタインサロンにて、レクチャーコンサートがありました。
講師は、ピアニストでもあり指揮者でもある内藤晃氏。「ピアノでオーケストラを」というタイトル。
この内藤氏は、音大を出たわけでもないのに、素晴らしい!!
いや、音大出でないからこそ、素晴らしのかもしれない。
べヒシュタインは、以前、ある楽器店のあるイヴェントの折に聴いたことはありました。
しかしその時は、残念ながら、あまり魅力的には感じませんでした。
常日頃、音域の広いピアノという楽器をオーケストラ風に弾くということに意味深さを感じていました。
しかし、なかなか思うようにはいかない日々が延々と続いていました。
今日は、そのもどかしい思いを溶かしていけるかもしれないヒントをいただいたように思います。
「音勢」・「アフタータッチ」・「雑音成分」・「表情域」・「声域バランス」・「音の分離」・「子音と母音の弾き分け」等々・・・・・・・・・・・
「鍵盤でハンマーを遠隔操作している感じ」という表現はすごい!!!
パート譜としてみる、強小節と弱小節、楽節構造の区分け、耳をどこにフォーカスするか、身体になじませるプロセス・・・・・・・・・・・・
外語大出身ならではと思われる思考も見え隠れするすばらしいレクチァーでした。
可能であれば、もう1台いいピアノがほしいと考えている私にとって、選択肢のひとつとしてベヒシュタインが加わったことはまちがいがありません。
ピアノ曲のCDを聴くことは多くても、オーケストラのCDを聴くことが少ないこの頃。
もっともっとオーケストラのCDを聴きたいと思いました。まだまだ、封すら切っていないCDもたくさんあるので、時間を見つけて聴いていきたいと思います。もちろん、生のコンサートも。
人生の折り返し地点の頃にいると思われる私にとって、残された時間は多くはないと思います。
音楽に魅せられて、音楽なしの生活は考えられないようになってしまった私は、残りの日々を可能な限り音楽と共に歩んでいきたいと改めて心に
刻んだ一日になりました。
2015年1月16日│教室からのお知らせ