カテゴリー「教室からのお知らせ | ピアノのひろば|秦野市渋沢のピアノ音楽教室 - Part 100」の記事一覧
教室からのお知らせ
レッスンを頻繁に見に来るお母様と、めったに見に来ないお母様
我が子を思う気持ちは、今も昔も同じ、普遍的なものだと思います。
お母様ご自身がピアノレッスンの経験がない場合、たいていのお母様は、ご自分のお子さんの様子を知りたく、ピアノレッスンに理解を持てるように、お子さんと一緒にレッスンに来ることが多いです。
お母さまにピアノレッスンの経験がある場合でも、はじめのうちは、一緒にくることがほとんどです。
現在は、お母様の頃より研究がすすみ、レッスンも随分違うものになっていることを、お話しすることもあります。
お母様に経験がないのに、本当のはじめ1度来ただけ、その後は1度も来ないお母様がいます。
生徒さん本人は、とてもよく練習し、教師の話も良く聞いて、のびのびとがんばっています。
この姿を是非お母様に見ていただきたいと、ずっと思っています。
生徒さん本人からも、「レッスンをみにきてほしい」と言っても、「仕事があるから行けない」。
私が、「○○ちゃん、とってもがんばってますので、レッスンみにきてあげてください。」とお願いしても、その場では。「はい」と機嫌よく返事しても、1度も来ません。
よくとれば、教師を信頼しているということかもしれませんが、ご自分のお子さんのことは心配ではないのでしょうか?
お家の楽器も、量販店で買ってきた、あまりいいものとは言えません。
「ピアノに買いかえてあげてほしいのです。」とお願いしても、「主人と相談しておきます。」と軽く流されて終わりです。
お手紙を書いても、お返事すら返ってきません。
とてもよく練習するので、もったいなく思っています。
本物の技術を身に着けることができるように、本物で練習してもらいたいと考えますが、私のこの思いは届きません。
置く場所も、お金もあるお家なのに、残念でしょうがありません。
本気で教えたくても、逆効果になるようなことは言えません。
その生徒さんには、私の気持ちは伝わっているように思いますが、大人になったら忘れてしまうことでしょう。
とても残念です。
今の私にできることは、音楽の楽しさを分かち合えるレッスンをすること。
レッスンに来た時に、なるべく長くピアノに触れるようにし、その響きを体感し、良い耳をつくること。etc・・・・・
頻繁にレッスンを見に来るお母様は、タッチの違いで、音が全くちがうものになることをよくわかるようです。
音符も早く読めるようになった我が子の成長を見ることもできます。
お母さまご自身も、音楽を楽しむことができるよううになるでしょう。
将来、親離れ子離れしていく親子ですが、子供の成長の時間を共有した親子は、困難に出会った時でも、力を合わせてのり超えることができるでしょう。
2015年11月28日│教室からのお知らせ
風便りNo.26
かおるせんせいの風便りNo.26
2015年11月22日作成
普段、あまりテレビをみないのですが、今日は久しぶりにNHKの「のど自慢」をみました。
中学生から100歳の方まで、いろいろなジャンルの歌を楽しそうに歌っていました。
皆さん、「とてもお上手だなぁ~」と感心しました。
今日は、なんと出演20組中、10組が合格。
カラオケなどの普及に伴い、気軽に楽しめるようになった影響でしょうか?
かおるせんせいからの伝言板
♪お休みについて♪
12/27~1/6
♪発表会について♪
会費の納入がお済でない生徒さんは、12月のお月謝と一緒の納入をお願いいたします。
発表会当日のご案内とプログラムは、近日中に、出演生徒さんにのみお渡しいたします。
出演生徒さんは、練習に励んでいることと思います。
ご家庭の方の応援をよろしくお願いいたします。
かおるせんせいの想い
冒頭に、「のど自慢」のことを書きました。
様々な年齢の、様々な人生を歩んできた人々が、様々な想いを胸に、思いのたけを歌に込め、歌える幸せな時間。この平和な時間の大切さを、垣間見たような気がします。
不穏な世界の動きがニュースになっている今日この頃です。
いつまでも、今のような、平凡な毎日、ささやかないつもの生活、いつもの幸せを続けることができるように、私たちはどうしたらいいのでしょうか?
難しいことを並べ立てるよりも、身近な幸せを大切にする心を養いたいと思います。
音楽をやってきて、本当に良かったと思える瞬間が、この頃増えました。
音楽に救われている自分を感じます。
毎日毎日、いろいろなことに遭遇しますが、音楽をやっているので乗り越えてこれたように感じます。
これからも、大変なことにたくさん出会うかもしれませんが、音楽をやっていれば、どんな困難でもどうにかはねのけて、やっていけそうに思います。
2015年11月22日│かおるせんせいの風便り,教室からのお知らせ
1週間なんて、すぐに過ぎてしまうもの♪
ちょうど1週間前、小田急線で人身事故がありました。
伊勢原の美容室に寄った後、でんえん幼稚園に行くため、電車に乗った私は、相武台前で電車から降ろされました。
駅と駅の間で、しばらく電車が止まってしまったため、その日の最初のピアノレッスン生徒さんのママに、遅れるかもしれない連絡を入れました。
相武台前から、どのようなルートで行こうか迷っていると、「歩く?どうする?」と相談している学生さんらしき声が耳に入ってきました。
相武台前から中央林間までは、確か歩ける距離だったかしら?
スマホで調べると、55分と出ました。
少し時間はかかるけど、お天気もいいことだし、55分なら本来の時間に間に合うから、歩くことにしました。
工場地帯や、住宅地、ゴルフ場横、大きな幹線道路、ファミリーレストラン等々・・・・・・・
ちょっとしたいい散歩気分で、時間にも間に合い、歩いて正解!!
そんなことがあってから、もう1週間たってしまいました。
1週間なんて、アッというまですね~~?!
ピアノのレッスンも1週間に1度が基本です。1週間は7日間。
「7日もある」と考えるのか、「7日しかない」と考えるのか。
同じ7日間でも、とてもよく練習してくる生徒さんと、あまり練習してこない生徒さんの違いは何なのか?
いろいろな要素が考えられると思いますが、練習できた場合もできなかった場合も、レッスンの場ではいい時間を共有していきたいと思います。
2015年11月12日│教室からのお知らせ
「自分に足りないものは何か?」
昨日、S・H先生のセミナーが、東海大学湘南校舎にて催されました。
S・H先生は、私が尊敬する作曲家で、とても高名な方です。、おもしろい曲をたくさん作っていて、その作品は沢山出版されています。
何冊か先生の楽譜は持っていて、発表会などの折に、その作品を使わせていただいています。
今回の企画は、東海大学教養学部音楽学科の学生さんと(たぶん授業の一環)、近郊のピアノ指導者も参加させてもらえるというものだったのだと思います。
トークがとても楽しく、体験・参加型のセミナーは、無理を押して時間を作ったかいのあったものでした。
「音楽指導者として、必要なものは何か?」ということを「〇〇力」という言葉で参加者に問うて、始まった今回のセミナー。
いろいろな「〇〇力」が出た後、そのすべてが大切で、自分に足りないもには何か。
その自分に足りない物を養っていくことの勧め。
????・・・・・・。
足りないものの多すぎる私は、大丈夫なのかしら??
「音楽は心を育てる」
「音楽を聴くことで、脳に刺激を与えている」 etc・・・・・・
私も、いつも考え、いかに生かしていこうかと思い悩んでいることを、わかりやすい言葉で伝える先生は、輝いて見えました。
近いうちに都内で行われる先生のトークの勉強会にも、時間が許せば、ぜひ行ってみたいと思います。
2015年11月5日│教室からのお知らせ
横断歩道を歩きましょう。
しぶさわ教室から渋沢駅まで徒歩で行くとき、国道を渡ります。
国道沿い、事務用品専門店の前に、立て看板が2か月ほど前から立てられています。
この付近で、歩行者と乗用車の事故があり、警察からの目撃情報の提供をお願いする内容です。
8月中ごろ、ピアノレッスンのお約束をしていた、高校生のMさんが来ません。
普段、お休みすることのない生徒さんです。
時間に間に合わなかったり、都合が悪い場合は必ず連絡のある生徒さんです。
心配になり、メールで連絡を入れても、返信はありません。
翌日、「連絡できなくてすみませんでした。」と連絡が入り、一安心。
次のレッスンの時、ピアノを弾き始めたMさんの手には、傷の様なものがありました。
私が、話のきっかけを作ると、おもむろにその時のことを話し出したMさんです。
淡々と話すMさんですが、その内容はとてもビックリするものでした。
なんと、交通事故にあい、記憶がなかったとのこと!!!
伊勢原の東海大学病院に運ばれた彼女は、1泊入院しただけで、次に日には家に帰されたそうです。
打撲やかすり傷のようなものも、今ではすっかり消えて、何もなかったかのようです。
レッスンに通って、10年目になるMさんは、いつも穏やかで、ゆったりとしています。
大変な事故にあっても、「気を付けようと思いました。」と微笑んでいます。
つい、車の間をぬって、渡りたくなる場所ではあり、私も今までは気軽に渡っていました。
事故後に立てられた看板を見るたび、Mさんに今後事故の影響がないことを祈り、きちんと信号を守り、横断歩道を渡っています。
2015年10月29日│教室からのお知らせ